コワーキングスペースって起業家やフリーランスやパウロみたいなノマドワーカーが主に使っているんだけど、
その中にはやっぱり変わった人がいるのよね~(パウロのことじゃないからね!)
そこでコワーキングスペースのお友達に聞いた変わった出来事の話を紹介するわね~
今回は神奈川県で出会った女性のお話よ。
間違えまくる男
久しぶりにコワーキングスペースを利用した先日のこと。いつも1人でパソコンと向き合って黙々と記事を書いているのですが、その日は少し変わっていました。その理由は隣の隣の席に座ってパソコンで作業をしている男性の行動です。
どうやら彼も1人で作業をするためにコワーキングスペースに来ているようなのですが、とにかく独り言が多いのです。
「間違えた」、「また間違えた」、「ここは違う!」と5分に1回は独り言を言っているのではないかと思う程でしたね。最初は「よく間違えるよく話す人だな」と思いながら気にせず作業をしていたのですが、あまりにも何度もつぶやいているので「間違えすぎじゃない?」と気になって仕事に集中できなくなっていったのです。仕事をしていてそんなに数分に1回のペースで間違えることってあるかなと思いつつ、どんな仕事をしているのだろうと思っていたのですが、そのタイミングで丁度良く隣の席の人が退席し、彼の仕事風景を見ることができました。やはり広げているのはパソコンだけだし、開いているのもWordらしきものでした。ということは文章を打っている中でそんなに間違えがあるのか?と思って少しの間チラチラ見ていると、どうやらタイピングが極端に遅いのと間違えが多いことに気がつきました。彼が何度も間違えているのはタイピングだったのです。
見た目はいかにも仕事ができそうな眼鏡で真面目そうな男性で、パソコンもバリバリ使いこなしそうなタイプだったので驚いてしまいました。結局その人は2時間程すると大きなため息をついて席を立っていきました。少しして戻ってきた時にはタバコの臭いがしたので、きっと彼も間違えすぎてストレスが溜まっているのだなと思いました。
結局その人は4時間くらいコワーキングスペースで作業していましたが、その後も「間違えた」の独り言は多くて私以外の周りの人も隠れてクスっと笑っていましたね。帰る時には「仕事は無事に終わったのかな」と心配な気持ちになりながら後ろ姿を見送りました。