コワーキングスペースって起業家やフリーランスやパウロみたいなノマドワーカーが主に使っているんだけど、
その中にはやっぱり変わった人がいるのよね~(パウロのことじゃないからね!)
オブラートに包むとユニークな人?
そこでコワーキングスペースのお友達に聞いた変わった出来事の話を紹介するわね~
今回は千葉県で出会った女性のお話よ。
勧誘する男
最近は必ずしも会社に出社しなくても仕事のできる在宅ワークや、そもそもインターネット等を活用して事業を立ち上げるフリーワーカーの方も多くなってきており、街中でもいわゆるコワーキングスペースがあちこちに整備されていますね。コワーキングスペースにも様々な種類がありますが、私が行ったのは、無料で利用できる、自治体が設置したスペースです。
そこで私はパソコンを使って一人でライティングの仕事をしていました。なかなかアイデアが煮詰まってしまったところ、何気なく、複数名で共同作業や打ち合わせをしている周囲の会話が聞こえてきました。その中でも、何やら強気で大きな声で、経済情勢や金融情勢について熱弁をしている方(二人組)がいました。
こういう言い方は偏見かもしれませんが、コワーキングスペースに集まる起業家風の方々にはこういう「出来る感じ」の雰囲気の方も少なくないため、はじめはそれほど気にしていませんでした。
しかしどうしてもその強弁振り、しかも一方の方のみが強弁を振るい、他方の方は、ただただそれを大人しく聴いているという状況に違和感を覚え、私もつい注視してしまっていました。
話を聞いていると、どうやらその強弁をしている方が、もう一人の大人しい方に、仮想通貨絡みのネットワークビジネスを勧誘していたようでした。内容はざっくりいうと、「今後の日本経済の先行きへの危機感」「いま安定した仕事に就いていても、安心はできない」「今のうちに、自分で稼ぐ力をつけよう!」「だから初期投資は数十万円と高額だけど、このビジネスに入ろう!」というものでした…。
おまけに初期投資の調達方法として、消費者金融で借り入れをすることを進め、借り入れの事実を職場や家族に知られない方法を指南し、「明日、一緒に消費者金融に行こう」と、事実上強制しているとも思える勧誘手口でした。。
法律で禁止されているネズミ講と異なり、それが合法なネットワークビジネス等であれば、もちろん立派なビジネスであるかもしれません。しかしビジネスも投資も、自分でリスクを負える範囲でスタートすべきであり、消費者金融からの借り入れありきのビジネスモデルを人に勧めることは公序良俗に反すると思うのは、私だけでしょうか。
なお、これはコワーキングスペースで見かけた事例ですが、同じような仮想通貨絡みの勧誘風景を、同じ時期に、複数の喫茶店(マックやスタバなど)で何度か見かけました。どんなビジネスを行うかは人それぞれ、自由とは思いますが、自己の意思に反して加入を事実上強制されることのないよう、くれぐれもご注意をしてください。