珍事件

コワーキングスペース珍事件簿~物色する人・裁縫する人~

裁縫やハンドメイド

コワーキングスペースって起業家やフリーランスやパウロみたいなノマドワーカーが主に使っているんだけど、

その中にはやっぱり変わった人がいるのよね~(パウロのことじゃないからね!)

オブラートに包むとユニークな人?

そこでコワーキングスペースのお友達に聞いた変わった出来事の話を紹介するわね~

今回は千葉県で出会った男性のお話よ。

デスクワーク以外の人達

都心に自宅があるにはあるのですが、やはり、環境やお天気に影響を受けやすいこと。近年の酷暑などが続くと、自宅のエアコンはそれなりに効果がうまく出ないなどということもあり、都内はもとより全国あちこちのコワーキングスペースを巡回しながら利用しています。

コワーキンスペースジャンキーです。

2000年過ぎからあちこちを利用していますが、初期の頃はホテルの中のビジネスセンターなどを中心に、充実の設備で静かな環境を前面にだしたところが多かったものの、近年は逆に、活気にあふれて賑やかで、互いが刺激しあえるコワーキングスペースを目指すところや、集団での勉強会などを積極的に開催しているところなども増えているようです。勉強会が座学だけでなく、たとえば朝活の畑づくりだったり、真夜中飲み会での討論だったりするところもあり、バリエーション豊かですね。

さて、僕もコワーキングスペースを長く使っていて驚くような体験をしたことがあります。

他人のロッカーを開けて中身の本や資料を眺めている人

金目の物や重要資料はコワーキングスペースの備え付けロッカーに置くのは多少不安なので初めから置いていなかったのですが、それでも数日使っていない間にロッカーを物色されてあれこれ眺められている状況というのは非常に怖いものがあります。

コワーキングスペースの利用者には、業務そのものでの利用者はもちろん、一定のジャンルですでに社会で成功している人からの刺激を受けることを目的として契約している人もいます。すでに業務や事業をスタートしている人というわけではなく、今が勉強期間の人たち。

こういった方はやはりまだ収入につながっていないこともあって、金銭的には厳しかったのかもしれません。

個人的にはロッカーの中身が簡単に見られてしまったことがショックなこと以上に、まるでロッカーの中同様に自分の中身が見られてしまったような精神的なショックで、かなりの虚脱感がありました。

裁縫などをしている人

こちらは決してネガティブな珍事件ではありません!!

明らかにビジネスマン風ではないのにビジネス系コワーキングスペースを利用して裁縫などをしている人とも出会ったことがあります。

たしかに、PG(プログラマー)やビジネスマンが中心で利用してはいますが、IT系デザイナーなども利用するコワーキングスペース。ですが、シニア層の落ち着いた雰囲気の男女が複数人で突如現れて、人形や小物、切りかけの布などを出しながら、ワイワイと楽しそうに裁縫を始めたのはちょっとびっくりしました。

後から知ったのですが、当時流行していた一坪ショップでの販売出店や、コミケなどでの販売を目指したグッズ作りの作業レベルの相互間調整だったようです。

ビジネスといえば一般的には、デスクワークと思い込んでいましたが、実際の製造を伴うコワーキングスペースってなかなかないものです。みんなで集まって製品の品質やデザイン傾向などをそろえたり複数人で検品したりといった用途にも、コワーキングスペースの共用部というのは意外と使えるものなのですね。